せどりとは転売で稼ぐことです。安く商品を仕入れて高く売り、差額を利益として得ます。かつては古本の売買で使われる言葉でしたが、今では様々な物の売買をせどりというようになりました。

せどりのメリット

せでりのメリットは特別なスキルがなくても、価値のある商品を仕入れることができれば稼げるところです。初期投資はほとんど必要なく、売るのはオークションサイトやフリマアプリ、ECサイトを使えばいいので、数をこなせば売り上げを増やせます。
また、値付けに間違えがなければすぐに売れるので、良かった点・悪かった点がすぐにわかります。

せどりのデメリット

商品の梱包や発送が必要です。慣れないうちや商品が多い場合は時間がかかります。
さらに簡単に誰でもできる分、ライバルが多くいます。上手く稼ぐには商品の価値を熟知し、海外のサイトも有効に活用するといいでしょう。

せどりをするのに持っておきたい資格

必須ではありませんが、古物商許可は取っておくといいでしょう。せどりのように中古品を仕入れる場合、必要になってきます。
どうして必要なのかというと、盗品が中古市場に流通するのを防ぐためです。盗品があった場合、警察がすぐに発見できるようにするためにあります。
もしも、古物商許可がないまま取引をした場合、3年以下の懲役または100万円以下の罰金という厳しい規定があるので取得しておきたいところです。
古物商許可は警察へ必要な書類と申請料2万円を支払うと取得できます。

せどりの流れ

せどりは商品を仕入れて売るというシンプルな流れです。一連の流れを押さえておけば簡単に売買できます。

商品を仕入れる

仕入れ先はリサイクルショップや量販店のセール品、ネットオークション、通販サイトなどもあります。
しかし古物商許可がないと参加できないオークションもあります。

そこでは、掘り出し物やレアなブランド品など、お値打ちものが見つかる可能性がグッと増します。
そういった珍しい品やブランド品は、定価の約1割で仕入れることが可能です。

販売価格を決めて売る

せどりをやっている人のほとんどはネットを使って転売しています。
ヤフーオークションやAmazonなど多くの人が利用するサイトを使うのが効率的だからです。
Amazonがせどりで使われる理由はそれだけではなく、Amazonでは購入者へ発送する際便利な代行システム「FBA」があるからです。
このFBAを使うと面倒な発送業務が非常に楽になる便利なサービスです。

副業に最適なせどり

せどりは誰でも始められるビジネスで、デメリットもほとんどありません。
自分に合わないなと思ったらすぐにやめられるので、副業を始めたいと思ったら検討してみてもいいでしょう。